「子供の親指が伸びない」
「このまま伸びなかったらどうしよう」
「手術しなきゃいけないのかな」
安心してください!
ちゃんと伸びます。
しっかり対処すれば手術しなくても改善します!
このブログでは、強剛母指の概要と博多手肩改善センターではどの様なアプローチをするかをご紹介していきます。
強剛母指とは
母指(親指)の第一関節が曲がったままで伸びない状態や、曲げた親指を伸ばす時に引っかかりが生じることを言います。
母指の付け根部分にしこりが触れることがありますが、痛がることはありません。
大人で言えばバネ指と同じです。
子供がバネ指と聞くと不安になる親御さんも多いと思います。
ですが、しっかり対処すれば手術をしなくても改善しますので心配はいりません。
強剛母指の病態
母指を曲げる腱が、靭帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)と言うトンネル部分でくびれたり、ほつれたりして太くなり、通れなくなって引っかかりが生じます。
そうなることで母指が伸びなくなります。
大人に起こるバネ指は主に手指の使いすぎにより発生しますが、強剛母指の原因ははっきりとはわかっていません。
強剛母指の特徴
第1関節を伸ばすと第2関節が曲がり、第2関節を伸ばすと第1関節が曲がります。
痛みがないので親御さんが気づかない場合もありますが、実際には乳幼児の頃から起こっていることが多いです。
自然治癒することもありますが、小学校入学前までに治っていなければ手術をすることもあるので注意深く見守ってあげてください。
ご自宅でのケアとしてお風呂上りなど血流が良くなってる時に、曲がった指をさすって伸ばしてあげたり、母指の付け根に触れるしこりをマッサージしてあげてください。
病院でのアプローチ
自然治癒することがあるので放置する場合もあります。
抗炎症剤、マッサージ、温めるなどの対処療法の他、指を伸ばした状態で装具を使ったりすることもありますが、長期間伸ばすことで曲がらなくなることもあるのです。
指を使ってるうちにだんだん曲がるようになりますが不便な状態が少し続きます。
放置または対処療法、装具療法の場合、長い場合は小学校入学頃まで経過を見て、完治率は50%以上と言われています。
小学校入学前まで経過を見て、改善が見られない場合は手術をすることもあります。
手術では狭くなった靭帯性腱鞘を切開します。
それによる障害はありませんが、全身麻酔をすることがほとんどなので、短期間の入院も必要になるうえに、しばらく手を使えなくなると言うデメリットもあります。
さらに再発することが多いのが実情です。
博多手肩改善センターでのアプローチ
博多手肩改善センターでは、指の疾患だからと言って指だけの施術をするのではなく、身体全体の施術を行います。
それは、強剛母指の原因が指以外にもある事が少なからずあると考えているからです。
例えば、指を使うにも肩、腕、肘など様々な箇所を連動させていますが、骨盤や首などの体の歪みがあることで神経の流れが悪くなってしまいます。
その様な状態が結果として指に影響を及ぼしていると考えています。
しっかり検査をして根本原因を把握することが一番大事になってきます。
最後に
ここまで読まれた方は、お子さんの母指がなかなか伸びないことに、日々不安な思いをされてお過ごしかと思います。
ここまでご紹介したように、しっかりケアすれば手術をしなくても伸びる様になってきます。
逆に痛がっていないからと言って放置していると伸びなくなることもありますので、少しでも気になる方はお早めに当院にご相談ください。
私たちは全力でサポートしていきます!
ぜひ、お任せください!