マッサージの仕事をする上で起きる事の多い不具合

マッサージの仕事をする上で起きる事の多い不具合

初めに

マッサージ師の方は手や肘に何かしらの不具合で悩まされていることが多いと思います。ではどのような不具合があるのが解説していきます。

マッサージ師においての不具合

  • 腱鞘炎

手の使い過ぎによって「腱鞘」や「腱」が引っかかっり、炎症を起こし手首に腫れや痛みが出てくる症状を腱鞘炎と言います。

腱鞘」→腱が骨から離れない様にする組織の事です。

」→筋肉と骨を繋いでいる組織

 

  • ばね指

手をよく使う職業のマッサージ師は手を使いすぎると指が硬くなりばね指になることもあります。指の腱鞘炎のことをばね指と言います。腱、腱鞘に炎症が起こりそのまま放っておくと腱や腱鞘が腫れて腱が思うように動かなくなり、かくかくとした動きを起こしてしまいます。

この2つが特に起こりやすいです。マッサージのお仕事を初めて間も無い時に慣れない手の使い方をする時に体重をかけてしまうことで起きてしまい、仕事が出来なくなってしまうこともあります。

日々の予防、このようなことが起きたとしても1日でも早く改善する必要があります。

一般的な治療法

  • 保存療法

基本的に動かさない、炎症を抑える為にストレッチをして軽減させることです。炎症が強い場合はアイシングを行うこともあります。

  • 注射

ステロイド注射を打って痛みを軽減させて炎症を抑える方法です。3ヶ月程度は痛みが無くなることが多いですが再発の可能性もあります。

  • 手術

これは最終手段ですが局部麻酔を行い、炎症している部分に対して手術を行い痛みを取り除く方法です。保存治療、ステロイド注射でも再発をしてしまう場合は手術をします。

当院での施術方法

ばね指、腱鞘炎は手の不具合ですが神経の通りなど関係して全身の他の部分に原因がある可能性があるので全身を通して検査をしっかり行い、

その上で説明をしっかりさせて頂き、回復力を上げる為に循環を良くして改善に導きます。更に家、仕事中に出来ることをお伝えさせて頂き、少しでも早く改善するようにしていきます。

最後に

マッサージ師は常に手に負担をかけ続け、不具合が起きてしまう事がほとんどです。違和感を感じた場合はすぐに手肩改善センターに見せて頂き、良い仕事が出来るよう頑張っていきましょう!!