正中神経麻痺とは

正中神経麻痺（せいちゅうしんけいまひ）

この記事を読んでいるということは、もしかして次のような事でお悩みではないですか？

・手が痛くて眠れず、夜中に何度も目が覚めてしまう
・親指がうまく動かせず、物をつまむ動きがやりにくくなってきた
・手の痺れがあり、思うように動かすことが難しい
・肩が外れたことがあり、その時から手の痺れが残っている
・整体や病院に行くけど良くならない

その麻痺は放っておくと痛みや動きにくさ、そして痺れ感がひどくなっていくかもしれません。

様々な原因により、腕から指先まで通っている正中神経が圧迫され、麻痺が引き起こされます。

原因として、日常生活動作の怪我、スポーツの癖、骨折、神経の炎症などがあります。特に手首や手首の部位に症状が出やすく、神経の通り道の圧迫でも神経への影響があります。

正中神経麻痺には誰でもなってしまう可能性がありますが
特に次のような人に多くみられる傾向があります

・細かい作業をする人
・妊婦や産後、更年期などのホルモンバランスが不安定な方
・関節リウマチや手首の骨折
・手を多く酷使する職業の人に多くみられます。細かい作業をしたり手を酷使する人は手首を動かす
筋肉を普通の人より多く使うことになります。

そうなると使い過ぎによる炎症やねじれによって
正中神経を圧迫してしまって神経障害を起こしてしまいます。

骨折が原因ということもあります。骨折した部分が直っていく過程で、通常まっすぐになっていた神経が途中で折れ曲がって固定化されてしまい、圧迫されたままになると障害が起きます。

また、折れ方によっては、折れた骨の部分的に鋭利になっているところが直接神経を傷つけてしまって神経障害が引き起こされる場合もあります。

正中神経麻痺は放っておいてしまうと大変です。実際に後遺症としてどういったものが残るでしょうか。

正中神経麻痺は、損傷を受けた部分によって傷病名が変わることがあります。

交通事故では上腕骨顆上骨折で正中神経麻痺を発症する事が多いです。

また、肘から手首にかけて二本の骨があるのですが
そのうちどちらか一本が骨折した場合に前骨間神経（正中神経）麻痺を発症することがあります。

さらに手首の脱臼などによっては手根管症候群を発症することがあります。
手根管症候群を発症した場合には手の変形や、うまく物をつかめないなどと言った後遺症が残ってしまう場合があります。

では、実際にどのように治療をしていけば良いでしょうか。

一般的にはまず安静にすると言うのが第一選択になります。

それでも改善が見られない場合、副腎皮質ステロイドによる注射を試みる事があります。

さらに改善が難しい場合には、神経解放術という
外科的な処置を行う場合があります。

脱臼や骨折など外傷によるものは特に早期手術が必要となります。

それに対して私たち手肩改善センターでは、このような手術や注射による治療を好まれない方々に対して、独自の方法でアプローチしています。

正中神経というものは、絞扼されてしまうポイントが幾つかあります。

当センターではそれら絞扼部位に対し、手術や注射をすることなく、独自の手技によって血液循環を良くし筋肉を緩ませるように施術していきます。また絞扼してしまう良くない姿勢や運動方法を本来の自然で無理のないかたちに戻すための施術をして行きます。

正中神経麻痺はそのままにしておくと、手や指の動きが悪くなったり、麻痺したまま動かなくなってしまう可能性が高いです。

今は多少は動くからといって放っておいてしまっては、将来的に動きのパフォーマンスが落ちてしまいます。

私達はそうならない様に早めに治してほしいと願っております。

そしてこの考えがもっと広まり、少しでも多くの人に「正中神経麻痺は治せるものだ」と知っていただきたいという思いがあります。

もしあなたが正中神経麻痺の症状でお困りでしたら、ぜひ手肩改善センターにご相談くださいね！