・肩が外れやすい気がする
・肩が不安定だと感じる
・肩を動かすと痛みが出る
これらの症状がある人はこのまま読み進めてみてください。
その痛みは治さないと肩が上がらなくなる!?
肩が外れやすいという状態はルーズショルダーとも呼ばれ、こちらで聞きなじみのある方もいるかもしれません。
「ルーズショルダー」または「肩関節不安症」とも呼ばれる障害では
・肩が外れやすい
・肩の関節に不安定感を感じる
などの症状をうったえる方がいます。
しかし、外れやすいだけで特に痛みを伴わない場合が多くあり、そのまま放置してしまう人が数多くいるのが現実です。
ただし、そのまま放置していると、肩関節周囲炎という痛みを伴う炎症を引き起こしてしまう場合もあり、直すことが難しい四十肩などに発展してしまう事まであります。
ルーズショルダーというものはなるべく早く治さないと二次的な痛みを伴ってしまうのです。
なりやすい人の特徴
ではこのようなルーズショルダーになりやすい人とはどのような人でしょうか。
肩周りの筋肉が弱い方や、肩を継続的に酷使する方、もしくは遺伝性で発症するケース、などが多く見受けられます。
肩関節の安定性は筋肉、靭帯、関節包といった軟部組織によって保たれています。
そのため、肩周りの筋肉が弱かったり、継続的に肩を酷使して損傷してしまうと、筋肉や靭帯で肩の安定性を保つのが難しくなり、ルーズショルダーは起こってしまいます。
また、過去に肩の脱臼したことがある方は、軟部組織を損傷してしまう事が多く、脱臼由来のルーズショルダーになってしまう場合があります。
実際の症状にはどの様なものがあるのか
ルーズショルダーになってしまうと、些細な運動や日常動作であっても、肩に小さな痛みやうずきを覚えるようになり、違和感が常につきまとい消えません。
また、症状が進行し悪化すると、肩だけではなく全身に倦怠感が生まれるようになり、行動力が低下したり、無気力感に襲われたりするようになります。
スポーツをする方でもそうでなくても、日常的に倦怠感や不快感を覚える可能性がありますので、早期に症状を自覚して適切な治療を施す必要性があります。
たとえ今は痛みがなくても、そのまま放っておくことは改善につながりませんし、悪化するリスクを高めてしまいます。
放置するととどうなるか
少し怖い話になりますが、ルーズショルダーはそのまま放置してしまうと手術をする可能性が出てきます。
筋肉にはインナーマッスルとアウターマッスルという2種類があります。
関節により近い部分はインナーマッスル、関節から遠い位置にあるのがアウターマッスルです。
インナーマッスルが弱まってしまうとアウターマッスルの重さに耐えきれずルーズショルダーになってしまいます。
ここで大切なのが「インナーマッスルを鍛えること」になるのですが、適切な鍛え方をしないとインナーマッスルというものはなかなか鍛えられません。
それだけ難しいのです。そして鍛えるのが難しいために、放置してしまうと手術でしか支える方法がなくなり、手術が第一選択となってしまうのです。
一般的な治療と手肩改善センターの治療
一般的な治療は温熱療法が多いです。肩周りに熱を充てて関節や筋肉にアプローチする方法です。
また、インナーマッスルを鍛えるために行う運動療法などもあります。
もちろんこれで良くなる場合はそれで良いのですが、手肩改善センターでは無意識に肩のインナーマッスルを使える様にするといった施術を行なっています。どういうことか説明します。アウターマッスルを使いすぎてルーズショルダーになってしまった人や、脱臼癖がある人には日常生活からインナーマッスルを使っていただく必要があります。
そのため、トレーニングをしている時だけ、熱を充てている時だけ、肩周りを守っても意味がないのです。
その事を踏まえて、手肩改善センターでは独自の施術でインナーマッスルを日常生活から無意識に使える様に誘導していくという施術を行なっています。
まとめ
これまで見てきた通りルーズショルダーそのものはそこまで痛みは強くありませんが、早く治さないと将来に影響してしまいます。
私達はその現状、そしてご自分の症状に向き合っていただき、いち早く治すという選択をしていただきたいと願っています。
軽い症状だと思わずに一度、手肩改善センターへご相談ください。